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R-RATED RECORDS

R-ratedの「R」とは何か?一般的には「Restricted」(制限・禁止)を表し、“R指定”と訳される。しかし、ヒップホップ的に“R”と言えばそれは、Rakim・・・が象徴するようなRapだったり、Realだったり、Red-Eyeを意味することもある。そして黒字に深紅(Red)で、R-Rated Recordsとタギングされたそのプロダクション・レーベルは、ファウンダー/CEOであるRYUZOの“R”・・・つまり首領=RYUZOの目にかなった“本物”しか認められない、ということだ。関西のリアル・ヒップホップ・シーンが、大阪を拠点とするLOW DAMAGEを中心に回っていた90年代、その本場USではNY黄金時代、Nas、ビギーらがアルバム・デビューした94年に、彼=RYUZOはマイクを握り、“碁盤の目のストリート”こと地元京都から狼煙を上げる・・・・・。それから10年後の'04年。メディアじゃ見れん路上アンダーグラウンドから、 MAGUMA MC'sとして現場至上主義を貫き、YOUNG GUNZで横浜、名古屋の同志ともスクラムを組んだ“最前線アーティスト”の彼は、“新たなドラマ”を築くために「One Nation」よろしくR-Rated Recordsのアイアン・フラッグを歴史ゆかしい古都京都の池田屋辺り(やや北西)に打ち立てる。その旗の下に集まった強者たちは、ANARCHY、 YOUNG BERY、NAUGHTY、JC、DJ AKIOらRUFF NECKの面々に、LA BONO、DJ LEADにシンガーのHIROM Jr.。依然として東京中心で語られていた当時の日本語ラップ・シーン、その風潮に対し「地方にもまだまだヤバいアーティストがいる!」という事実を見せつけた彼らは、その後も「言いたいこと言える」インディーズで、音楽業界に衝撃を与え続けている。海外プロデューサーたちとの仕事も多く、知る人ぞ知る噂の存在からたった2年でベスト・ヒップホップ・アルバムを受賞し(『Rob The World』)、若手では異例の自伝本『痛みの作文』を出版、2nd『Dream and Drama』でまたもベスト・アルバムに、そして「Fate」でSpace Shower TVのベストヒップホップビデオを受賞したANARCHYは、50セントやジェイ・Zとも仕事したB-MONEYが京都のスタジオに泊まりこみ彼のためのビートを制作したほど。NYから最新のサウンドとトピックを世界中に届ける最強DJ軍団 "THE HEAVY HITTERS"入りを果たしたDJ LEADの入団パーティー・ツアーにはDJ連中のみならず、MAINOらも駆けつけ大盛況のうちに幕を閉じた。また最近では日本でも大人気の韓流スター、RAIN(ピ)主演のハリウッド映画『Ninja Assassin』の劇中にRYUZO 「The MC Remix」が使用されたり、DAMON DASHの新レーベル"BLU ROC RECORDS"との交流を深めるなど、話題は尽きない.

そんな、筋を通しながらも型破りなB-Boyイズムを地でゆく確かな活動で、リアルなヒップホップを追及するR-Rated。そのRなメソッドを良き見本としている日本各地の自主レーベルが多数ある、ということからも彼らの闘いの記録=FIGHT MUZIKの与えた影響力の大きさは計り知れるだろう。

Text by Takashi Futatsugi(D-ST.ENT)


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